レチノイン酸とニキビ
まずはじめに、レチノイン酸とは何でしょうか。
レチノイン酸とは、ビタミンAの誘導体で、皮脂の排出を促進する、皮脂の分泌を抑制する、真皮でのコラーゲンの生成を促す、表皮のヒアルロン酸の分泌を高めたり、皮膚のターンオーバーを早めるといった効果があります。
主に塗り薬で処方されます。使用方法としては、洗顔後にニキビ部分に塗るだけですが、皮膚の薄い部分や粘膜、つまり、口回りのニキビには使用できない為、注意が必要です。
また、レチノインは非常に強い薬である為、肌が拒否反応を示す場合があります。その時は、医師と相談のうえ、続けるかどうかを決めなければなりません。
使用中は角質層が薄くなり、1から2ヶ月の間は、皮が剥けたような状態が続きます。この時は、肌が紫外線に大して敏感になっており、少しの刺激で炎症を起こしたり、シミになる場合があるため、紫外線の強い夏場の使用は控えた方が良いです。
その他にも、催奇性がある為、妊娠中の使用は避けなければなりません。
レチノイン酸を用いたニキビ対策の場合は、特に食事にも気をつけなければなりません。刺激の少ない和食を摂るようにすること、飲酒をなるべく控え、胃への負担を軽減する事、ビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどの免疫をあげるビタミン類を普段よりも多めに摂取する事が必要となってきます。
その他、レチノインと類似している成分のレチノールを含む化粧水などが販売されていますが、レチノールはレチノインよりも効果が低いため、重度のニキビであれば、病院で薬を処方してもらうのがよいでしょう。